コラム ~太陽回帰図や進行運でみるシンボル~
深夜0時の時点で太陽は、まだ獅子座1度に向かって進行中ですので、今日はひと言コラムにて失礼いたします。
ネイタル図でサビアンシンボルを見るのは、もうお馴染み過ぎて「そんなの知ってる~」かと思います。
今日のコラムも、すでにされている方もたくさんおられるかもしれませんが、ちょっとだけ。
鑑定させて頂くときは、仕事、健康、相性、結婚、経済的なものなど、ご質問は多岐に渡ります。
時々、「特に聞くことはないのですが、とにかくモヤモヤするので来てみました」という方もおられまして、聞くことないん?と一瞬は思いますが、鑑定にお見えになるということはやっぱり何か知りたいことがあるはず。
こういう場合は、「あなたの現在のテーマは何か?でまず鑑定してみるのはいかがでしょう?」とおススメします。
だいたいそこから入って、最終的にはクライアントさんの本音トークになりますww
本音トークに至るまでの切り込み隊長として「あなたの現在のテーマ」をタロットや占星術で探っていくわけなのですが、一番はその方の現在のプログレスの状態、そしてソーラーリターン図などを見ながらディスカッションしていきます。
「もうよく分からないから簡潔にテーマを決めてくれぃ!」というご要望も時々ありますので、その場合はざっくりと!プログレスの月が通過しているハウスの意味を、一つの提案としてお伝えします。
例えば12ハウスをプログレスの月が入室しようとしているのであれば、12ハウスは隠れる部屋ですので、イメージとしては休息とか、表舞台から退く、また1ハウスに移行するまでの準備期間だとお伝えします。
12ハウスは消極的で発展しないというニュアンスも含まれます。けれど、これまでお仕事をバリバリされてきて、プライベートにまでなかなか手が回らなかったという方には、12ハウスに月が入っている間に仕事は一度セーブして、出会いや趣味などに気持ちを向けて、内面の充実に意識を向けられてはどうかとお話することもあります。
仕事バリバリの方は、プログレス月が1ハウスに進んでくることには、目覚めたかのように仕事バリバリされますからね!
また、もうちょっと詳しく見ていく場合には、ソーラーリターン図の月のシンボルやプログレス太陽のサビアンシンボルなんかも参考までに使ったりします。
けれど、プログレス月のシンボルはあまり使用しません。
見るとすれば、先ほど書いたような通過中のハウス。
そして、それととあわせて、P月のサイン・度数(初期なのか中盤なのか、後半度数なのか)をチェックする程度です。
プログレス月のシンボルまで追いかけてしまうと、どうも「木を見て森を見ず」の状態になってしまい、素直な解読の妨げになってしまうことが過去ありました。
例えば、P月が7ハウスを進んでいるときには、対人関係とか、それこそ結婚・パートナーがテーマになりますが、もしそのシンボルが
「敗北を優美に認める将軍」
とか
「不発に終わった爆弾が爆発する」
だと、
もう訳が分からなくなってしまいます。
11ハウスで人脈とか社交がテーマになっていても、上記のようなシンボルだと「大丈夫?」となってしまいます。
と言う訳で、テーマを見る時は、近すぎず・遠すぎずの視点でサビアンも考慮に入れると結構面白いですよ、というコラムでした。
当たり前のことをつらつらと書きましたが、太陽や月以外にも、金星や水星もチェックの対象に入れても良いかもしれませんよね。
0コメント