ひと言サビアン ♋かに座28度
太陽は現在、かに座28度に向かって進行中です。
シンボル
『現代風の少女ポカホンタス』
ひと言解釈
ポカホンタスは1595年から1617年に実在した人物で、ネイティブアメリカン・ポウハタン族の女性なのだそうです。その人物をモデルにして作られたのが、ディズニー映画の『ポカホンタス』です。
映画の主人公も、実在のポカホンタスも、いわゆるヨーロッパ諸国による植民地化の時代という背景は同じです。けれど、少しずつ調べてみると、映画の美しいストーリーと、実物の生涯はかなりかけ離れていていました。
実際のポカホンタスは、植民地側の策略に翻弄されるかのように、人質として捉えられた後、キリスト教に改宗、そしてジョン・ロルフという白人男性と結婚したそうです。やがて故郷のバージニアに帰ろうとしたが、途中で病にかかり23歳という若さで亡くなってしまったと記録されているそうです。
けれど実際は、記録が何度も書き換えられているため、本当のところはもはや分からないとも言われています。ただポカホンタスは、自分の部族を守るために、彼らに抵抗せずに生きることを選んだのかもしれないなと感じました。
アニメーション映画の方はというと、同じ部族の男性と結婚して縛られることに疑問を感じたり、color of the windという歌に載せて自分の気持ちを伝えたり、また最後は自らの意志で生まれ育った土地に残ることを決めるというキャラクターです。
今どきの女性ですね。まさに「現代のポカホンタス」と言えるのではないでしょうか。
慣れ親しんだこの場に残るか、それとも自分の意志で新しい世界に飛び込むか。
(かに座も後半の度数にはいり、自己主張の獅子座の気配が少しずつ感じられますね。)
今日のシンボルは、ディズニー映画が生まれる前のものですが、実はこのアニメーション映画を予告していたのかも!?なんて思ってしまいます。
ポカホンタスは強い意志を示しながらも、やはり内面では葛藤しているのではないでしょうか。新旧の間で揺れ動くような。
今日の解釈は、これまでの研究家やプロの方々の解説とはやや違った解釈をしていますので、大本の解説と比較しながら、みなさん自身のインスピレーションも加えてみてくださいね。
キーワード
新しいものと古いものの混ざり合い
和合する、融合する
ルールと思いやりのせめぎ合い
葛藤を乗り越える
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