ひと言サビアン ♎てんびん座18度
現在、太陽は天秤座18度に向かって進行中です。
シンボル
『少数派である2人の男』
(『2人の男が逮捕され、拘置されている』ルディヤ―)
ひと言解釈
個人と社会のズレを体感するシンボルです。
前の16度・17度で、世間の嵐にもまれ退かざるを得なかった状況でしたが、そこで抱え込んだストレスが個人を追い詰めてしまったのでしょうか。こんどは反動で強く押し過ぎたため(主張しすぎたため)、社会の秩序を脅かす危険人物とみなされ拘留されてしまった模様です。
歴史上の革命家なども、拘留や逮捕されることは百も承知で活動をしていました。多数派が “それは当たり前” という一つの常識をつくっているのは世の常で、まるで宿命のように、少数派はことごとく異端視されます。全面的に受け入れられるまで時間もかかるし、周囲との摩擦もたくさん経験する。これは革命家にとって直面せざるを得ないことなのですね。
松村潔氏は書籍の中で18度のことを「変化のなかの模索」と定義しています。「自分の足元の現実を意識して、立場を守るためにはどうしたらいいかの工夫が必要で、崩れてしまった地盤のなかで安定ポイントはどこにあるのか、真剣に模索しなければならない」と解説しています。
また、ある占星術家はこのシンボルを、事実を客観的に認識すること、結果をはっきりと受け止める必要があるとしています。
こう見ると、理想と現実とが結びつかないジレンマを抱え、うっぷんが爆発しそうな雰囲気を醸し出している本日のシンボルです。が、天秤座にとって反感が起きることを覚悟で主張をするということも避けて通れないチャレンジの一つなのかもしれません。その答えとなって返ってくる周囲の反応を受け止めることも、これまたチャレンジの一つのようです。
キーワード
トリックスター、リスクを恐れず立ち向かう
現実を受け止める必要性
思うままにならない中でも一段上を挑戦する
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