ひと言サビアン ♒みずがめ座15度

現在、太陽は水瓶座15度を進行中です。


シンボル


『フェンスの上にとまっている2羽のラブバード』


ひと言解釈


フェンスはあちらとこちらの間にたつもの、2つの領域を区切るもの、こちらがあちらに行かないように仕切るものです。


そのフェンスの上に止まっている2羽の鳥はどちらの領域にも飛んでいくことができます。


このことから、あの世とこの世の接点や男女の出会い、また男性性と女性性の融合(両性具有)と解説されています。


他にも、地上ではなくフェンスの上に止まっていることから、高いところから全体を見渡す視野の広さや、世俗的なことから離れた高みの見物のように表現されることも。


私がふとイメージとして浮かべたのは、1989年のベルリンの壁崩壊と称される、東西ベルリン市民の再会でした。


実際に東と西を隔てていた国境の検問所が全て解放されたのは、1989年11月9日の夜10時45分ごろとされています。


10時30分頃には、すでに検問所に2万人以上の市民が殺到し、上官の指示待ちではもはやどうすることもできないとして、解放への動きが始まったと記録が残っています。


この日の夜10時30分のチャートを見ると、対人関係を表す7ハウスのカスプが、今日のラブバードの度数でした。


そして検問所が全開放された10時45分では、カスプは水瓶座18度『仮面がはがされた男』で秘密が解かれ、物事が明らかになる度数。


この間、月のノードは水瓶座21度『子どもたちが遊ぶために床に引かれた布(心の癒しがもたらされる)』で、7ハウスに在室しています。


これらだけで、この一件を表示する材料としては非常に弱いと思います。


ですが、会いたい人と会えることのこの上ない喜びを、なにげに暗示しているのではないでしょうか。


今日のラブバードの度数は、両者を隔てる障害も、いつかは愛がそれを上回るということを言っているのかもしれません。


私の期待も多分に入った解釈ですかね(笑)


本日は長くなりましたが、このようにイメージを膨らませて考察してみました。



キーワード

全体を見渡す・眺める、ほのぼのとしている


親愛、友愛、幸福感


協力、パートナーシップ、良き出会い


神野悠華 ✡ 占星研究室

神野悠華(じんのゆうか)は、皆様の心の願いを聞き届け、その想いが叶うよう、西洋占星術やタロットカードを使ってお手伝いしております。

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